スパイス
「赤い車のある風景」は、善三先生が26歳の頃に描いた作品です。この頃の坂本善三は、物語性のあるロマンチックな作品を描いています。赤い扉のかわいい家が描かれたこの絵を見ていると、頭の中でいろいろな物語が膨らみます。ここには誰が住んでいるんだろう。この道の奥には一体何があるんだろう。
スパイス愛好会さんの想像はこうでした。右の道を進んだ先には、きっと輝く湖があるに違いない。そのきれいな湖に、きっと家族でピクニックに行くだろうな。お弁当にはスパイスたっぷりのカレーを持っていこう。
このスパイスは、そのカレーを作るためのものです。静かで楽しい湖畔のピクニックを思い浮かべながら食べてみてください。