林業
小国町森林組合さんは、お客様に商品を送るときに、杉枝の輪切りをそっとしのばせてプレゼントしているそうです。その枝は、そもそも杉の伐採時に森に捨てられるもの。本来は捨てられる枝を丁寧に乾燥させて輪切りにしています。
がしかし、形が歪んでいたり、黒いにじみがあったりして、その中から更にいらないものとしてはじき出されてしまうものがあるそうです。でもどうしてもそこに愛情を注いでしまう。
そのまなざしで善三先生の絵を見た時に、杉の枝の染みのようにじわじわとにじみ出てくるグレーを感じたと言います。
そうだ、あいつらも美しいんだ。「小国の森のグレー」は、そんな気づきの喜びにあふれたプロダクツです。